「部屋のコーナーにテレビ台を置きたい!」
「コーナーにテレビってダサい?」
「テレビ台は斜め置きしか無理!」
と、コーナータイプのテレビ台を探してる人って結構多いんです。
ただコーナーテレビ台は、選ぶ前にちょっと気を付けたいポイントがあります。
例えば「コーナータイプにすると部屋を広く使える」とかよくいわれますが、部屋の角に置いたからといって決してそうとばかりも言い切れません!
ココではコーナーテレビ台のメリットやデメリットに分けていくつかまとめてみました。あと、おすすめのコーナーテレビ台もいくつか選んでます。
テレビ台を部屋の角のコーナーに斜めに置くときのポイントとデメリット
なんとなくテレビをコーナー(部屋の角)に置きたいと考えてる人は、こんなトコも考えた方がいいかも、というポイントです。
部屋の角ならではのデメリットがあります。
ちなみにですが、コーナーテレビ台とはこんなのの事です。
出っ張ります!
よく、「コーナーのテレビ台は場所を取らない」なんて言われますが、実際にはそれなりの面積を必要とします。
普通のテレビボードが幅×奥行きが150×45㎝だったりするのに対して、コーナータイプは80×80㎝とかになります。
そうです。奥行きが深いんです!
(改めて言うほどでもないですか?)
場所を取らないんじゃなくて、正面から見たときに幅は取らない、ということ。
つまり出っ張ります。
- 手前の角が切り取られたような三角形に近い形になっている
- 部屋のコーナーなんで目立たない
という事もありますが、出っ張ってるので部屋を狭く感じる、という事もあるんじゃないかなぁ、と。
融通が効かない!
コーナーは部屋の角にしか置けません。
いや、別に置いていいんですよ。部屋の真ん中に。
ただやたらと出っ張るし、斜め向いてるしで、圧倒的におかしいです。
つまり部屋の模様替えでいうと、部屋の四隅にしか置けない、ということになります。
(実際には多くても2か所くらいだと思います)
さらに部屋の形やベランダ、窓の配置などによっては、コーナーにテレビ台を置けない場合も。
そうなって困るのが引っ越し。
違う部屋に引っ越して使ってたコーナーテレビ台がはまらない、という可能性もあるので注意しましょう。
斜めに見ることになる
基本的に、コーナーに置いたテレビ台の上のテレビは斜めを向いてます。
家具(ソファやダイニングテーブル)を斜めに置くことがほとんど無いことを考えると、テレビに対して斜めから見ることになる場所もできるので、やや見にくくなる場合も。
(最近のテレビは斜めからでもはっきり見えます、っていうのも多いですけど)
大型テレビに適してない
テレビが大型になるにつれて、テレビ台も大型化してきました。
ただコーナータイプはそこまで大型になっていません。
なぜなら前に出すぎるからです。
50インチくらいまで?
例えば60インチとテレビだと、幅は130㎝を超えてきます。これを斜め45度に置いた場合、幅は約90㎝ほどに納められます。
「おっ、さすがコーナーテレビ台!場所を取らないねぇ」なんて思ってたら大間違い。
幅と同じだけ奥行きも出てきます。
壁から90㎝。なかなかのものです。
よっぽど広い部屋じゃないと、50インチよりも大きくなったら場所をとりすぎるんじゃないかなぁ、という印象です。
(ウチが狭いんでよくわかりませんけど…)
また、そこまで大型になると、コーナーテレビ台自体が対応してない場合が多い(はみ出る)ので注意しましょう。
あんまりおしゃれなのが少ない!
で、まったくの主観ですが、一般的なコーナータイプのテレビ台っておしゃれなのが極端に少なくないですか?
というかダサいのが多い!
斜めに置く、そして形が長方形じゃない時点で「どうなんだろう?」って思っちゃうんですけど。
そして、特にハイタイプ。
機能面重視になってしまう部分もあるんでしょうが、なかなかおしゃれなコーナータイプのテレビ台を見かけません。
(高級感がある、とかはいくつもあるんですけどね)
「コーナーに斜めにテレビ台を置くメリット」について
そうはいっても、コーナータイプならではの良さというのは当然あります。
角にテレビを置くということ自体も含めて、メリットについてまとめてみました。
部屋のスペースを有効活用
上に書いたように、コーナータイプには「奥行きがあるので出っ張る」というデメリットはあります。
ただ、テレビ関係の収納をコーナーにまとめられることで、他の収納家具を置けたり、逆に何も置かずに部屋を広く使える場合も。
部屋によっては(部屋の大きさや窓の位置、家具の配置など)、コーナーに斜めに置くことで有効利用できるようになります。
(場所を取らない訳じゃないですけど)
部屋の色んな場所からは見やすくなるかも
コーナーに斜めに置くと、テレビを真っ正面から見にくくなる、という部分はあります。
が、例えばリビングから離れたキッチンからは見やすくなったり、という事も。
部屋の真ん中よりもコーナーに斜めに置いた方が、全体からは見やすくなる、けど真っ正面から見られる場所は減る、ということです。
収納量がちょっと多い
コーナーボードの場合、単純に奥行きが深いタイプが多いので、その分は同じ幅のローボードと比較すると収納量は増える場合も。
奥行きがあるから当たり前ですが。
(ただしモノによります)
ハイタイプでも圧迫感が少ない
これも、同じ幅で同じ高さのテレビ台と比較した場合ですが、普通の壁面に置くテレビ台に比べて、コーナーで収まりが良いというのもあるんでしょうか。
実際に見た感じでいうと、コーナータイプの方がハイタイプのときに圧迫感を感じないような気がします。
(部屋の構造や他においてるモノ、そしてそのモノにもよりますが)
あくまで圧迫感が少ない!というだけで、圧迫感がない訳じゃないですけど。
ハイタイプなんで。
↑ これだけを見ると圧迫感はあるんですが(背が高いので)、部屋の真ん中にハイタイプを置くのと比べるとマシかも、という話です。
中にはおしゃれなのも
コーナータイプのテレビ台って、どうしてもおしゃれなのが少ないなぁ~、ダサいのばっかりだなぁ~、という印象がもともとあったんですが、最近のコーナーテレビ台はなかなかカッコいいのが増えてます。
もともとコーナータイプというよりは伸縮式のテレビ台だけど、角度をつけて置けるのでコーナーにも最適!という事なんですが、コレならコーナーにテレビを置いても見た目がおしゃれなんじゃないでしょうか。
結構好きなデザインです。
(下にもいくつかのせてます)
私が家具屋で働いてた時はこんなの無かったんで、「コーナーボードはダサい!」というイメージになってしまっていたんですけどね。
おすすめのコーナータイプのテレビボード
コーナータイプで個人的におすすめのテレビ台を、タイプ別に選んでみました。
一人暮らしに最適、コンパクトでコーナーに置けるテレビ台
コンパクトで一人暮らしにもピッタリかも。特にコーナーテレビ台という訳じゃないんですが、場所をとらないのは間違いなし。
人気の白いコーナーテレビ台
いつも人気なのが白のテレビ台。コーナーに置けるタイプとしてはこんなのも。(小さめ中心)
ハイタイプのコーナーテレビ台
見た目には圧迫感も出るけど、収納量のアップは間違いなし。しかも薄型でキャスターの付いた珍しいコーナーボード
テレビを置く場所が高いコーナーテレビ台
収納量は増えるし、ベッドやダイニングテーブルからも見やすくなる事もある、天板位置の高くなったテレビ台。
個人的におすすめのテレビ台をまとめました。