テレビ台の平均的な高さというと40~45㎝。
ただ見る場所によっては「もう少し高い方がいい」という人もいるんじゃないでしょうか。
背の高いテレビ台を選ぶときの注意点や、おすすめのテレビ台をいくつか選んでみました。
ちなみにココでいう「高め」というのは、サイドや上部に収納スペースがついたタイプの事ではなく、テレビを置く台自体が高くなってるタイプのことです。
高めのテレビ台はココがいい!
そもそも高めのテレビ台のどこにメリットがあるのかを分かっていないと、使い勝手が悪くなってしまう事も。
ポイントはココです。
見る場所によってはテレビが見やすくなる
まず知っておきたいのは、テレビを見るのに最適とされている高さ。
よく言われるのは、「目の高さから、角度にして15~20度くらい下にテレビの中心がくる」というもの。
真っ正面よりもやや下なんですね。
(人によって見やすさは変わる部分もあるでしょうけど)
で、一般的な高さだと低くなりすぎる場所があります。
それが
- ダイニングテーブル
- ベッド
など。
もちろん
- テーブルとテレビ台の距離
- ベッドの高さ
- 見る人の身長
- テレビの大きさ
などでも変わってくるんですが、これらの場所から見る場合には普通のテレビ台だと低く感じるかもしれません。
その点で高さがある方が見やすくなる場合も。
テレビが小さい場合
同じように、メインのテレビ以外で小さなテレビを置こうと考えてる場合などに、普通の高さだと低すぎる、という場合も。
寝室はもちろん台所で作業しながら、なんて事であれば、高めのテレビ台というのは重宝します。
収納スペースが増える
背の高いテレビ台の大きなメリットとしては、収納力もあげられるでしょう。
リビングというのは色々と物が溢れてしまう場所。
部屋を広くスッキリ使うためには、収納スペースというのは大切になってきます。
高さがあるということは、当然その分だけ余計に物を収納することができるわけで、とても助かります。
たくさん入れるなら引き出し付きを
ちなみにたくさん収納するなら、引き出しが付いてるものを選ぶようにしましょう。
- 仕切りなどを使って、細かなものを小分けにできる
- 引き出しを開けることで1度に奥の物まで把握できる
といった利点があります。
高めのテレビ台の注意点はココ!
じゃあ、高めのテレビ台を選ぶときに気を付けるべきところはどこなのか、についてです。
高けりゃ良いってもんじゃない
とにかく、どのくらいの高さが良いのかをしっかり測ることが大切です。
椅子に座ってテレビを見るからといって、そこまで高くなくてもよかったりするので。
高めが良いといっても、60㎝ぐらいから、モノによっては80㎝なんてものも。
20㎝違えば見やすさも変わってきます。
- テレビとの距離
- 目線の高さ
- テレビの大きさ
などをちゃんと考えて、できれば家具屋さんとかでも、家の状況に合わせて実際にシミュレーションをしておきたいところです。
圧迫感が出る
高めということは、どうしても部屋に圧迫感が出てしまい、低いテレビ台と比べると部屋を狭く感じさせてしまいます。
それを少しでも解消するためには、
- 色を明るめにする
- 壁の色に合わせる
- 他の家具との統一感を出す
- オープンタイプのデザインを選ぶ
といった工夫をする必要があるかもしれません。
転倒に注意
テレビ台の高さが低いと大丈夫というわけではないんですが、やはり台の位置が高くて落ちてしますとダメージは大きくなります。
地震などのもしもの時を考えて、転倒防止の対策はしておいた方が無難です。
テレビのサイズを考えて選ぶ
上にも書いてますが、テレビ台の高さはテレビのサイズも考えて決めることを忘れないように。
テレビが大きければ、わざわざ高めのテレビ台にしなくていい場合も。
また今後テレビを買い換えるかもしれないのであれば、今の時点でサイズまで決めていなくても、それを考慮した幅や高さを選ぶことも重要です。
テレビに合わないから、またテレビ台も買い換え、なんてやってるともったいないんで。
おしゃれなものが少ない!
完全に私の主観ですが、高めのテレビ台でおしゃれだなぁ、と感じるものは極端に少ないです。
(そもそも家具は低い方がおしゃれに見えるんで)
なかなか気に入ったものを見つけるのに時間がかかるかもしれません。
どちらかというと、高めのテレビ台になると機能面重視になってしまう、ということでしょう。
高さがあることで、収納が増えたりといったメリットは確かにあるんですが、テレビ台はテレビを置くための台であって、結果テレビが見にくくなるのは本末転倒。
まずは見やすさを最優先にしたサイズを選ぶべきです。
おすすめの高めのテレビ台
人気の白いコーナーで高めのテレビ台
人気の白でしっかり収納もできるテレビ台。高めでコーナーに置けるテレビ台というのは少ないので貴重かもしれません。
ダークブラウンで高めのテレビ台
寝室などにピッタリの収納量抜群なテレビボード。ダークブラウンと1段目のアルダー材がポイント。
壁掛け風の高めなテレビ台
高さを調節できる、高めの壁掛け風テレビ台。高くても圧迫感がないのがメリットになっています。
個人的におすすめのテレビ台をまとめました。