テレビ台ってリビングの真っ正面にくる、部屋の雰囲気を決める上でとても重要な家具だと思うんです。
そんなテレビ台だからこそ、選ぶのに失敗はしたくないもの。
ただテレビが乗ればいいなんて思っていませんか?
ここではテレビ台を選ぶときに気を付けたいポイントについて、色々考えてみました。
テレビ台のサイズはココに注意!
テレビ台を選ぶときにまず考えないといけないのが、サイズです。
当たり前です。
どれだけおしゃれでも、部屋に置けなけりゃ話にならないので。
気にしないといけないのは
- 幅
- 奥行き
- 高さ
に加えて、内寸も。それぞれについてみてきます。
テレビ台の横幅はココに注意!
まずは部屋に入るかどうかに大きく関係してくる横幅。
テレビ台を置く予定のスペースにちゃんと入るかを測る必要があります。
ただテレビ台の横幅が重要なのは、部屋に置けるかどうかだけじゃありません!
テレビとのバランスも大切
例えばテレビとほぼ同じ幅のテレビ台にしたとしましょう。
それだとテレビを置いたときに、あまりにきゅうくつな感じがして、バランスが悪くなるんですね。
できれば両サイドで10~30㎝ずつ余裕があるようなサイズがいいんじゃないかと思います。
テレビ台の奥行きは意外と重要
家具屋で働いてたときに意外と気にされないのがテレビ台の奥行き。
まぁ、ほとんどのテレビ台でそれほど変わらないというのもあるんですけどね。
ただ、あまりに奥行きが深すぎると通路が狭くなって、普段の生活にストレスを感じたり、逆に浅すぎるとAV収納が入らなかったり。
一般的には40㎝~45㎝のタイプが多いと思いますが、その辺りも頭に入れて選ぶようにしましょう。
特にコーナータイプのテレビ台は、幅は狭いけど奥行きは深いので注意!
テレビ台の高さと見やすさには深い関係が!
そしてテレビを実際に見る上で1番重要なのがテレビ台の高さです。
一般的には人間は目の高さよりもやや下を見ている方が楽だと言われます。
つまり視線が上にいくとテレビを見ていても疲れやすいんですね。
テレビの中心が目の高さの10~15度くらい下にくるのが見やすいんじゃないでしょうか。
(テレビとの距離によっても変わってくるので、実際に見る場所や距離を再現して確かめるのがベストです)
案外忘れがちな、内寸にも注意!
あと奥行きにも関係してくるんですが、テレビ台で薄型のものを探してる場合は、テレビ台の外寸だけじゃなくて内寸も確認しましょう。
場合によってはAV機器を入れると扉がちゃんと閉まらない、なんて事にも。
その際にはデッキ側のサイズもコードなどを含めたサイズで考えるように。
テレビ台の色はこう選ぶ!
テレビ台の色というとある程度決まってくるんですが、一応選ぶときのポイントを。
ダークブラウン
人気があって1番数も多いんじゃないでしょうか。
まぁ、選んどけば間違いない、という感じですが(カッコいいし、おしゃれなのも多いし)、
- ホコリが目立つ
- 部屋が暗くなる
- 部屋が狭く見える
といったデメリットも。
ナチュラル色
色が明るめの、木そのままな感じのナチュラル色。
いろんな部屋に合わせやすく部屋も明るくなるので、人気の色です。
ただ、モノによっては
- 安っぽく見える
- 日焼けや色の変化が大きい
といった欠点も。
白(ホワイト)
茶色系以外で人気の色というと、やっぱり白でしょうか。
清潔感があって女性に特に人気の色。
とにかく合わせやすい上にデザインによっては生活感を抑えられる、といったメリットがある反面、こちらも
- 安っぽく見える
- 普通に汚れが気になる
といったデメリットも。
自分の部屋に最適なテレビ台を!
あとはどんな特徴のテレビ台にするか、です。
普通のローボードと呼ばれる高さが40~45㎝程度のテレビ台が一般的ですが、他にも次のような特徴のあるタイプも。
必要性や好みによって選んでみたらいいんじゃないでしょうか。
ハイタイプ(収納スペースがあるタイプ)
まずは一般的にハイタイプと言われる、テレビを置く高さは普通(40~45㎝程度)だけど、サイドや上部に収納スペースがついてるタイプ。
特徴としては、色々収納できるというメリットがある一方で、全体の高さが160~200㎝ほどになるので、圧迫感が出てしまう点。
収納する必要があるモノがどれくらいなのかをまずは把握しないと、無駄に大きなサイズのテレビ台が邪魔に感じる場合も。
あと好みの問題でもあるんですが、背中の板(ちょうどテレビの後ろ側にくる部分)はある方がしっかりしますが、無い方が解放感があって、圧迫感も少し減ります。
天板が高いハイタイプ
もしテレビを主に見る場所がダイニングテーブルだったり、ベッドの上から見るテレビのテレビ台を探してる場合、テレビとの距離によっては普通の高さだとテレビ台が低すぎる場合も。
そんな時はテレビを置く天板の高さが高くなったタイプにするのも。
ただ種類が少なく、 高さも色々なんでピタッと高さの合うテレビ台を探すのは、ちょっと大変かもしれません。
ロータイプ
和室や基本的に床に座っての生活を送ってる人だと、逆に普通のテレビ台では高すぎる場合も。
特にテレビが大型だと余計に見にくくなります。
そんなときには低めのロータイプのテレビ台を選んでみたらどうでしょう。
天板が高いタイプと比べると、数も多く探しやすいと思います。
またソファからテレビを見る人でも、
- 圧迫感がない
- 部屋が広く見える
- 低い方がおしゃれ
といった理由からロータイプを選ぶ人は結構います。
コーナータイプ
部屋の構造からテレビを角に置きたい、という人も多いです。
そんな場合に助かるのがコーナータイプのテレビ台。
最近では角に置くタイプでも、大きく分けると2種類あります。
1つは昔ながらの上から見たら三角形の形をしたようなテレビ台。
もう1つは2つの台を重ね合わせたような、下に書いてる長さを変えられるタイプで、その角度を変えることでコーナーに置くことができる、というモノ。
個人的には後者の方がおしゃれなものが多い感じがするんですが、そこは好みの問題としておきましょう。
ただ、三角形のタイプは角にしか置けないですが、長さを変えられる方は普通に壁面に置けるので、使い勝手はいいかも。
伸縮タイプ
上に書いたように長さを変えられるタイプで、モノによっては100㎝~180㎝くらいまで調節できるモノもあります。
「スペースを無駄にしたくない!」という人や、空いてる場所が中途半端、といった人にはちょうど良いんじゃないでしょうか。
とても人気があります。
壁掛けっぽいテレビ台
「とにかくスッキリしたい」という人に人気なのがテレビの壁掛け。
ただ実際に壁掛けにするには、
- 工事が必要
- 壁に穴を空ける
- 場所を変えられらない
といった事があって、特に賃貸だったりするとハードルが高いんですね。
でもあのスッキリ感は捨てがたい、という人におすすめなのが壁掛け風のテレビ台。
土台に支柱が付いて金具にテレビを設置するだけの、かなりスッキリしたテレビ台があります。
小さな土台や柱があるので、全くの壁掛けとまではいきませんが、色や種類もたくさんあります。
テレビ台を選ぶならこんなお店はどうでしょう
テレビ台限定という訳じゃないんですが、おしゃれなショップや数が揃うお店など。
無印良品
言わずと知れた、シンプル&ナチュラルのブランド、無印のテレビ台。
あのテイストが好きな人には間違いないでしょう。
おすすめはウォールナットのちょっと濃いめのタイプ。
unico(ウニコ)
おしゃれに敏感な人に人気のインテリアショップ、unico(ウニコ)。
テレビ台もナチュラルさでは無印に負けません。
さらに色々な材質を使ってるものがあるので、いろんな雰囲気のテレビ台が探せます。
ケユカ
こちらもナチュラル系の家具が中心のおしゃれなインテリアショップ。
テレビ台についても、濃い色とナチュラル色の二色対応してるモノが多いんですが、やっぱり明るい色が雰囲気があるかなぁ、と。
無印はシンプルすぎる、という人にいいかも。
フランフラン
雑貨で有名なフランフラン。
もともと家具メーカーが始まりなので、やっぱりセンスはいいなぁ、と。
数は少ないんですが、他のショップと違ってちょっと違ったテイストのアイテムがあります。
ニトリ
コチラも言わずと知れた、日本で1番売れてる家具屋さん。
他のインテリアショップと違いとんでもなくおしゃれ、といったのは少ないですが、テレビ台なら大抵のタイプが揃います。
楽天にもショップがあります。
テレビ台を通販サイトで選ぶなら!
あと通販サイトでいい感じのテレビ台を探せるんじゃないかなぁ、と思うのがこの2つのサイト。
エア・リゾームインテリア
「ソコソコ安いのにおしゃれ」といった、上手いこと選ばれてるなぁ、というテレビ台が豊富にあります。
一見の価値あり。
ロウヤ
ココも値段が手ごろ(エアリゾームよりも価格帯が安いモノも)なのに、おしゃれっぽいものが多いサイト。
見る価値はあります。